マグロカマの焼き方を解説!下処理からグリル・オーブンでおいしく焼くコツまで紹介

まぐろ

マグロカマは、マグロのエラの後ろから胸びれ周辺にある部位です。骨のまわりに脂の乗った身がたっぷり付いており、塩焼きにすると濃厚な旨味を楽しめます。

一方で、「マグロカマはどうやって焼けばいい?」「何分くらい焼く?」「大きくて中まで火が通るか心配」と悩む方もいるのではないでしょうか。

マグロカマをおいしく焼くポイントは、焼く前に余分な水分や臭みを取り、厚みに合わせてじっくり火を通すことです。魚焼きグリルだけでなく、オーブンやフライパンでも調理できます。

本記事では、マグロカマの基本的な焼き方をはじめ、下処理や塩の振り方、グリル・オーブン・フライパンを使った調理方法、焼き時間の目安までわかりやすく解説します。

マグロカマとは?

マグロカマとは、マグロのエラの後ろから胸びれにかけての部位です。

一般的な赤身やトロとは違い、大きな骨の周囲に身が付いています。

マグロ一匹から取れるカマの数は限られているため、希少部位として扱われることもあります。

特に大型のクロマグロなどではカマも大きく、脂の乗った部分と赤身に近い部分の両方を楽しめるのが特徴です。

塩焼きや照り焼き、煮付けなどさまざまな料理に利用できますが、マグロ本来の脂や旨味をシンプルに楽しみたい場合には塩焼きがおすすめです。

マグロカマを焼く前に下処理をする

マグロカマをおいしく焼くためには、下処理が重要です。

そのまま焼くこともできますが、血や余分な水分が残っていると、生臭さが出やすくなる場合があります。

まず表面に血や汚れが残っている場合は、水でさっと洗い流します。

ただし、長時間水に浸けると旨味が流れやすくなるため、必要以上に洗わないようにしましょう。

洗ったあとはキッチンペーパーでしっかり水分を拭き取ります。

冷凍のマグロカマを使用する場合も、完全に解凍してから表面の水分を取り除くことが大切です。

マグロカマの臭みを取る方法

マグロカマには血合いや骨の周辺に血が残っている場合があります。

臭みが気になる場合は、塩を使った下処理がおすすめです。

マグロカマ全体に軽く塩を振り、10〜20分程度置きます。

すると表面に水分が出てくるので、キッチンペーパーで丁寧に拭き取ります。

この水分には臭みの原因となる成分が含まれるため、そのまま焼かずに取り除くことがポイントです。

さらに臭みが気になる場合には、少量の酒を振ってから水分を拭き取る方法もあります。

下処理が終わったら、焼く直前に味付け用の塩を振ります。

マグロカマの基本的な塩焼きの作り方

マグロカマをシンプルに楽しむなら、塩焼きがおすすめです。

基本的な材料はマグロカマと塩だけです。

まず、マグロカマを下処理して水分をしっかり拭き取ります。

その後、全体に塩を振ります。

マグロカマは身が厚いため、表面だけではなく側面にも塩を振ると味が均一になりやすくなります。

あとは魚焼きグリルやオーブンなどで、中までしっかり火が通るまで焼きます。

焼き上がったら、大根おろしやレモン、すだちなどを添えると、脂の多いカマもさっぱりと食べられます。

魚焼きグリルでのマグロカマの焼き方

家庭で手軽にマグロカマを焼くなら、魚焼きグリルを使う方法があります。

グリルをあらかじめ温めておくと、表面が香ばしく焼き上がりやすくなります。

マグロカマを網に置き、中火程度でじっくり焼きましょう。

片面焼きグリルの場合は、途中で裏返して両面を焼きます。

両面焼きグリルの場合は基本的に裏返す必要はありませんが、カマの厚みによって火の通り方が変わるため様子を確認してください。

焼き時間はカマのサイズやグリルの性能によって異なりますが、小さめなら15〜20分程度、大きなものでは20〜30分以上かかることもあります。

表面だけが先に焦げそうな場合は、アルミホイルをかぶせて焼くと焦げを防ぎながら中まで火を通せます。

オーブンでのマグロカマの焼き方

大型のマグロカマは、魚焼きグリルに入らない場合があります。

そのようなときに便利なのがオーブンです。オーブンなら大きなカマでも比較的均一に加熱できます。

まずオーブンを200〜220℃程度に予熱します。天板にクッキングシートやアルミホイルを敷き、下処理して塩を振ったマグロカマを並べます。

予熱したオーブンに入れ、20〜30分程度を目安に焼きます。

非常に大きく厚みがあるカマの場合は、さらに時間が必要になることがあります。途中で焼き色を確認し、表面が焦げそうな場合にはアルミホイルをかぶせましょう。

最後に表面を香ばしく仕上げたい場合は、アルミホイルを外して数分焼くと焼き色が付きやすくなります。

フライパンでマグロカマを焼く方法

小さめのマグロカマであれば、フライパンでも焼けます。

グリルを使いたくない場合や、後片付けを簡単にしたい場合にもおすすめです。

まずフライパンにクッキングシートやフライパン用ホイルを敷きます。

マグロカマを置き、中火で表面に焼き色を付けます。両面に焼き色が付いたら弱火にし、ふたをして蒸し焼きにします。

厚みによりますが、10〜20分程度かけてじっくり火を通しましょう。フライパンでは表面だけが焦げて中が生になりやすいため、強火で一気に焼かないことがポイントです。

トースターでもマグロカマは焼ける?

トースターに入るサイズであれば、マグロカマを焼くこともできます。

ただし、脂が多いマグロカマは加熱中に脂が落ちるため、必ずアルミホイルや受け皿を使用してください。

そのまま網の上で焼くと、脂がヒーター部分へ落ちて煙が出たり、発火につながったりする可能性があります。

アルミホイルを敷き、その上にマグロカマを置いて焼きましょう。

焦げやすいため、途中でアルミホイルをかぶせながら中まで加熱します。

大型のカマには向かないため、厚みのあるものはグリルやオーブンを利用したほうが調理しやすいでしょう。

マグロカマの焼き時間は何分?

マグロカマの焼き時間は、大きさや厚み、使用する調理器具によって変わります。

目安は以下の通りです。

調理方法焼き時間の目安
魚焼きグリル15〜30分程度
オーブン20〜30分程度
フライパン15〜25分程度
トースター15〜25分程度

あくまで目安であり、厚みのある大型カマでは30分以上必要になる場合があります。

時間だけで判断するのではなく、中まで十分に火が通っていることを確認してから食べましょう。

マグロカマが焼けたか確認する方法

マグロカマは厚みがあるため、表面がこんがり焼けていても内部まで火が通っていない場合があります。

骨に近い部分の身を箸などで確認し、中心まで色が変わっているかチェックしましょう。

身が半透明だったり、中心部が冷たかったりする場合は追加で加熱します。

表面が十分焼けている場合はアルミホイルをかぶせ、弱めの火力で中まで加熱すると焦げにくくなります。

特に大型のカマは骨の周辺に火が入りにくいため、しっかり確認することが大切です。

冷凍マグロカマの焼き方

冷凍されたマグロカマを購入する場合もあります。

基本的には、冷凍のまま焼くよりも冷蔵庫で解凍してから調理するのがおすすめです。

冷凍状態のまま焼くと、表面だけが焼けて中心部が冷たいまま残りやすいためです。

冷蔵庫へ移してゆっくり解凍し、解凍後に出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取ります。

その後、通常のマグロカマと同じように塩を振って焼きましょう。

解凍時に出る水分をそのままにすると臭みにつながるため、しっかり取り除くことがポイントです。

マグロカマをふっくら焼くコツ

マグロカマをおいしく焼くためには、表面を香ばしくしながら中の身を硬くしすぎないことが重要です。

特に意識したいのが、火力です。

最初から最後まで強火で焼くと、表面だけが焦げて内部に火が入りにくくなります。

表面に焼き色を付けたあと、中火から弱火でじっくり火を通すと、厚みのあるカマも焼きやすくなります。

また、加熱しすぎると身の水分が抜けてパサつくことがあります。

十分に火が通った時点で加熱を終えることも大切です。

表面をパリッと香ばしく焼くには?

マグロカマの表面を香ばしく仕上げたい場合は、焼く前の水分をしっかり取ることがポイントです。

表面が濡れたままだと、水分が蒸発することに熱が使われるため焼き色が付きにくくなります。

キッチンペーパーで水分を丁寧に取り除いてから焼きましょう。

オーブンの場合は、中まで火を通したあとに高温で数分焼く方法もあります。

グリルでも最後に少し火力を上げると香ばしい焼き目を付けやすくなります。

ただし、マグロカマには脂が多く含まれるため、急に炎が上がる場合があります。調理中はその場を離れず、焦げや発火に注意してください。

マグロカマにはどのくらい塩を振る?

マグロカマの塩焼きでは、塩の量も味を左右します。

マグロカマは身が厚いため、一般的な魚の切り身より少ししっかりめに塩を振ってもよいでしょう。

ただし、塩を振りすぎるとマグロ本来の旨味が感じにくくなります。

まず薄めに塩を振り、食べるときに必要であれば醤油やポン酢などを足す方法がおすすめです。

臭み取りで塩を使用した場合は、一度出てきた水分を拭き取ったうえで、焼く直前に改めて少量の塩を振ります。

マグロカマの塩焼きに合う薬味・調味料

マグロカマは脂が濃厚なため、さっぱりした薬味や調味料との相性が良い料理です。

特におすすめなのが大根おろしです。

大根おろしに醤油やポン酢を少しかけ、焼いたマグロカマと一緒に食べると脂の濃厚さとのバランスを取りやすくなります。

レモンやすだち、かぼすなど柑橘類を搾るのもおすすめです。

そのほか、七味唐辛子や柚子胡椒などを少量添えると、味にアクセントを加えられます。

マグロカマは照り焼きにもできる

塩焼き以外の味付けを楽しみたい場合は、照り焼きもおすすめです。

醤油、酒、みりん、砂糖などを合わせたタレを使用します。

まずマグロカマを焼き、中まである程度火を通します。

その後タレを加えて煮絡める、または表面に塗って追加で焼きます。

最初から甘いタレを付けて焼くと砂糖やみりんが焦げやすいため、仕上げに味付けするのがポイントです。甘辛い味付けはご飯とも相性がよく、塩焼きとは違った味わいを楽しめます。

マグロカマを焼くときによくある失敗

マグロカマはサイズが大きいため、一般的な魚の切り身と同じ感覚で焼くと失敗する場合があります。

代表的なのが「表面だけ焦げて中が生」という状態です。厚みのあるカマを強火で焼くと表面だけに急速に火が入り、中心部まで熱が届きません。焦げそうになったらアルミホイルをかぶせ、火力を落としてじっくり加熱しましょう。

反対に、必要以上に長時間焼くと身がパサパサになることがあります。

カマの大きさに合わせて焼き時間を調整し、中心まで火が通ったら加熱を終えるのがおいしく仕上げるポイントです。

マグロカマを食べるときは骨に注意する

マグロカマには大きな骨が含まれています。

また、骨の周辺に細かな骨が残っている場合もあります。箸などで少しずつ身を取りながら食べましょう。

特に子どもや高齢者が食べる場合には、骨を十分確認してから取り分けることが大切です。

マグロカマは骨の周辺においしい身が多く残っているため、骨に沿って箸を入れると身を取りやすくなります。

マグロカマの焼き方に関するよくある質問

マグロカマは何分焼けばいい?

サイズによって異なりますが、魚焼きグリルなら15〜30分程度、オーブンなら200〜220℃程度で20〜30分程度がひとつの目安です。

大型のカマではさらに時間が必要になることがあります。

時間だけでなく、中心まで十分火が通ったことを確認してください。

マグロカマは冷凍のまま焼ける?

商品によっては冷凍状態から調理できるものもありますが、一般的には解凍してから焼いたほうが均一に火を通しやすくなります。

冷蔵庫で解凍し、出てきた水分を拭き取ってから焼くのがおすすめです。

商品のパッケージに調理方法が記載されている場合は、その指示に従ってください。

マグロカマの臭みを取るには?

表面に塩を振って10〜20分程度置き、出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取る方法があります。

血や汚れが付いている場合は軽く洗い、水分を十分に拭き取ってから調理しましょう。

マグロカマはフライパンでも焼ける?

小さめのカマならフライパンでも焼けます。

最初に両面へ焼き色を付け、その後ふたをして弱火で蒸し焼きにすると中まで火を通しやすくなります。

マグロカマは皮も食べられる?

適切に下処理され、十分に加熱されたものであれば、皮の部分を食べることもできます。

香ばしく焼けた皮やその周辺には脂が多く、濃厚な味わいがあります。ただし、商品によって処理状態が異なるため、販売店の案内も確認してください。

まとめ~マグロカマは下処理をしてじっくり焼くのがポイント~

マグロカマは脂が乗った身と赤身の旨味を同時に楽しめる、マグロの人気部位です。おいしく焼くためには、まず血や余分な水分を取り除き、塩を振って臭みを抑えることがポイントです。

マグロカマが手に入ったら、丁寧に下処理をして、外は香ばしく中はジューシーなカマ焼きを楽しんでみてください。

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