マグロは尿酸値を上げる?プリン体の含有量や痛風との関係、食べ方のポイントを解説

まぐろ

マグロは、刺身や寿司、丼などさまざまな料理で親しまれている魚です。一方、尿酸値が高い人や痛風が気になる人のなかには、「マグロを食べると尿酸値が上がる?」「マグロにはプリン体が多い?」と気になる人もいるでしょう。

尿酸は、体内でプリン体が分解される際に生じる物質です。そのため、尿酸値が高い場合は、プリン体を多く含む食品の摂りすぎに注意する必要があります。

ただし、尿酸値は特定の食品だけで決まるわけではありません。食事全体のバランスや飲酒、肥満、水分摂取量など、さまざまな要因が関係します。

この記事では、マグロと尿酸値の関係やプリン体について解説するとともに、尿酸値が気になる人がマグロを食べる際のポイントを紹介します。

マグロを食べると尿酸値は上がる?

マグロを食べたからといって、必ず尿酸値が大きく上昇するわけではありません。

ただし、マグロにもプリン体が含まれているため、尿酸値が高い人が大量に食べ続けることは避けたほうがよいでしょう。

プリン体は食品から摂取するだけでなく、体内でも作られています。そして、プリン体が分解されると最終的に尿酸になります。

通常、尿酸は主に尿などから体外へ排出されますが、作られる尿酸と排出される尿酸のバランスが崩れると、血液中の尿酸濃度が高くなります。

そのため、「マグロを食べる=痛風になる」と考えるのではなく、摂取量や食生活全体を考えることが重要です。

マグロにはプリン体が含まれている

マグロをはじめ、魚や肉などにはプリン体が含まれています。

プリン体は細胞の核酸などを構成する成分であるため、魚介類や肉類などさまざまな食品に存在しています。

尿酸値が高い人にとって重要なのは、プリン体を完全に避けることではなく、過剰摂取を防ぐことです。

一般的に、高尿酸血症・痛風の食事療法では、プリン体の摂取量を1日400mg程度までに抑えることが目安の一つとされています。

マグロだけに注目するのではなく、その日に食べる肉類や魚介類、内臓類なども含め、食事全体でプリン体の摂取量を考えることが大切です。

マグロの部位や種類によっても栄養成分は異なる

「マグロ」と一口にいっても、本マグロ(クロマグロ)やキハダマグロ、メバチマグロ、ビンナガマグロなど複数の種類があります。

さらに、同じマグロでも赤身とトロでは脂質などの栄養成分が異なります。

そのため、「マグロならすべて同じ」と考えるのではなく、種類や部位、食べる量まで考慮することが大切です。

特に寿司や刺身は食べやすいため、気付かないうちに多量に食べてしまうことがあります。尿酸値が気になる場合は、一度に大量のマグロを食べるのではなく、適量を楽しむことを意識しましょう。

尿酸値が高い人はマグロを食べてはいけない?

尿酸値が高いからといって、自己判断でマグロを完全に禁止する必要があるとは限りません。

尿酸値の管理では、プリン体だけでなく、摂取エネルギーや体重、アルコール、果糖を多く含む飲料などにも注意する必要があります。

また、マグロにはたんぱく質をはじめ、身体に必要なさまざまな栄養素が含まれています。

重要なのは「マグロを食べるか、食べないか」という二択ではなく、適量を食生活のなかに取り入れることです。

ただし、高尿酸血症や痛風と診断されている人、治療中の人などは状態によって食事管理の内容が異なります。医師や管理栄養士から食事について指示を受けている場合は、その内容を優先してください。

尿酸値が気になる人がマグロを食べる際のポイント

食べすぎない

まず意識したいのが、マグロを一度に食べすぎないことです。

プリン体はマグロだけに含まれているわけではないため、一日の食事全体で摂取量を考える必要があります。

例えば、マグロの刺身を食べながら、肉料理や魚介類を大量に食べ、さらにアルコールも多く飲むといった食生活は避けたいところです。

特定の食品を完全に排除するよりも、さまざまな食品をバランスよく食べることを意識しましょう。

お酒の飲みすぎに注意する

尿酸値が気になる人は、マグロと一緒に飲むお酒にも注意しましょう。

アルコールそのものが尿酸値に影響するため、「プリン体が少ないお酒なら大量に飲んでも問題ない」というわけではありません。

特に寿司や刺身はビールや日本酒などと組み合わせることも多いため、飲酒量まで含めて考えることが重要です。

尿酸値を管理したい場合は、過度な飲酒を控えることを意識しましょう。

水分を適切に摂取する

尿酸は主に尿などを通じて排出されるため、適切な水分摂取も重要です。

特に汗を多くかく季節や運動後などは、水分不足にならないよう注意しましょう。

基本的には水やお茶などで水分を補給するのがおすすめです。糖分を多く含む清涼飲料水を大量に飲むことは、尿酸値の管理という観点からも望ましくありません。

ただし、心臓や腎臓などの病気によって水分摂取量を制限されている場合は、医師の指示に従ってください。

野菜などと組み合わせる

マグロだけを大量に食べるのではなく、野菜や海藻、きのこ類など、さまざまな食品と組み合わせることもポイントです。

例えば、マグロの刺身に野菜料理や海藻を使った副菜を組み合わせれば、食事全体のバランスを整えやすくなります。

丼にする場合も、マグロだけを大量にのせるのではなく、野菜などを取り入れて献立全体を考えるとよいでしょう。

尿酸値を上げないためには食生活全体を見直すことが大切

尿酸値が気になる場合、「マグロを食べなければ大丈夫」というわけではありません。

高尿酸血症には、食生活だけでなく、体質や肥満、飲酒など複数の要因が関係します。

そのため、プリン体を含む食品だけを極端に避けるのではなく、適正体重を意識する、飲酒量を見直す、バランスの良い食事を摂るといった生活習慣全体の改善が重要です。

また、健康診断などで尿酸値が高いと指摘された場合は、自己判断で食事だけで対応するのではなく、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。

まとめ

マグロにはプリン体が含まれているため、尿酸値が高い人は食べる量に注意する必要があります。ただし、マグロを食べただけで必ず尿酸値が大きく上昇したり、痛風になったりするわけではありません。

尿酸値を管理するうえでは、マグロだけに注目するのではなく、一日のプリン体摂取量や飲酒量、体重、水分摂取などを含めて生活習慣全体を考えることが重要です。

尿酸値が気になる場合でも、適量を意識しながらマグロを食生活に取り入れることは可能です。

一方、すでに高尿酸血症や痛風と診断されている場合は、症状や治療内容によって適切な食事が異なります。医師や管理栄養士の指示を優先し、自分の状態に合った食生活を心がけましょう。

あわせて読みたい記事

丸入商店からのお知らせ

焼津港丸入商店について

創業百年を迎える魚卸が目利きした「焼津みなみまぐろ」と、魚の旨味を引き出した漬け魚「焼津糀漬」の専門店。
静岡県焼津市に実店舗(焼津総本店)を構えており、地元はもちろんネットショップを通して、海の幸豊かな「焼津のおいしさ」を全国に届けております。

カテゴリー

タグ