世界最大のマグロは何kg?最大記録や種類・大きさを徹底解説

まぐろ

寿司や刺身として身近なマグロですが、海の中では人間をはるかに上回る大きさまで成長することがあります。

「世界最大のマグロは何kg?」「1トンを超えるマグロはいる?」「日本で捕れた最大のマグロはどのくらい?」など、巨大なマグロについて気になる方もいるでしょう。

マグロ類のなかでも特に巨大になることで知られているのが、タイセイヨウクロマグロです。一般的なマグロとは比較にならないほど大型になる個体も存在し、過去には600kgを超える巨大なマグロが記録されています。

本記事では、世界最大級のマグロの記録をはじめ、最大の種類や体長、太平洋クロマグロとの違い、マグロが巨大化する理由などをわかりやすく解説します。

世界最大のマグロは何kg?

世界最大級のマグロとして有名なのが、タイセイヨウクロマグロ(Atlantic bluefin tuna)です。

スポーツフィッシングの世界記録を管理するIGFA(International Game Fish Association)のオールタックル記録として広く知られているのは、1979年にカナダ・ノバスコシア州沖で釣り上げられたタイセイヨウクロマグロです。

その重量は1,496ポンド。

kgに換算すると約678kgにもなります。

釣り人はケン・フレイザー氏で、巨大なタイセイヨウクロマグロをロッドとリールで釣り上げた記録として世界的に知られています。

約678kgというと、大型の乗用車に迫るほどの重量です。

普段、寿司や刺身として目にするマグロからは想像できないほど巨大な魚であることがわかります。

世界最大級のマグロはタイセイヨウクロマグロ

マグロには複数の種類があります。

代表的なのは、

・タイセイヨウクロマグロ
・太平洋クロマグロ
・ミナミマグロ
・メバチマグロ
・キハダマグロ
・ビンナガマグロ

などです。

なかでも最大級に成長するのが、タイセイヨウクロマグロです。

英語では「Atlantic bluefin tuna」と呼ばれ、大西洋や地中海などに分布しています。

タイセイヨウクロマグロは成長すると数百kgに達することがあり、マグロ類のなかでも圧倒的なサイズを誇ります。

体長も3mを超えるほどになる場合があります。

世界記録のマグロはどこで釣られた?

約678kgの世界記録級のタイセイヨウクロマグロが釣り上げられたのは、カナダ東部のノバスコシア州です。

ノバスコシア周辺の海域は、巨大なタイセイヨウクロマグロが回遊する地域として知られています。

世界記録となった個体は1979年に釣り上げられました。

40年以上が経過した現在でも、巨大マグロの象徴的な記録として知られています。

釣りで600kgを超える魚を釣り上げることは容易ではありません。

マグロは単純に身体が重いだけではなく、高速で泳ぐ強力な遊泳魚だからです。

世界最大のマグロを釣ったケン・フレイザーとは?

世界最大級のマグロを釣った人物として知られているのが、カナダのケン・フレイザー氏です。

1979年、ノバスコシア州沖で1,496ポンド(約678kg)のタイセイヨウクロマグロを釣り上げました。

これは網などで漁獲した記録ではなく、スポーツフィッシングにおける釣獲記録です。

巨大なマグロは非常に強い力で泳ぐため、ヒットしてから釣り上げるまでには高度な技術と体力が求められます。

この記録は、巨大魚を狙う世界中のアングラーから注目され続けています。

世界最大のマグロは1トンを超える?

「世界最大のマグロは1トンを超える」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。

しかし、信頼性の高い記録として知られているスポーツフィッシングの世界記録は約678kgです。

1トンは1,000kgなので、この記録でも1トンには達していません。

インターネット上では「1トンのマグロ」「1,000kgを超える巨大マグロ」といった情報が紹介されることがありますが、記録の出典が明確でないものもあります。

巨大魚の情報を見る場合には、

・誰が記録したのか
・どこで捕獲されたのか
・重量は正式に計測されたのか
・どの機関が記録を認定したのか

などを確認することが重要です。

世界最大のマグロの体長はどれくらい?

大型のタイセイヨウクロマグロは、体長3mを超えることがあります。

人間の身長を大きく上回るサイズです。

マグロは体長が長いだけでなく、胴体が非常に太く発達しています。

特に大型のクロマグロ類は、紡錘形の分厚い身体を持っています。

そのため3m級になると体重が数百kgに達する場合があります。

マグロの重量は体長だけで決まるわけではなく、胴回りや脂の乗り方、個体の状態などによっても変わります。

日本のクロマグロはどれくらい大きくなる?

日本で「本マグロ」と呼ばれるクロマグロは、主に太平洋クロマグロを指します。

太平洋クロマグロも非常に大型になるマグロです。

成長した個体では100kgを超えるものも多く、大型になると200〜300kgを超える場合があります。

体長も2mを超えることがあります。

タイセイヨウクロマグロほどの世界記録級サイズではないものの、日本周辺で見られる魚のなかでは非常に大型です。

大間のマグロは世界最大なの?

巨大なマグロというと、青森県大間町の「大間まぐろ」を思い浮かべる方も多いでしょう。

大間まぐろは津軽海峡周辺で漁獲されるクロマグロのブランドとして全国的に知られています。

一本釣りなどで漁獲され、高級寿司店などでも高く評価されています。

大型個体が水揚げされることもありますが、「大間まぐろ=世界最大のマグロ」というわけではありません。

大間まぐろの価値は単純な大きさだけではなく、脂の乗りや身質、鮮度、漁獲方法、ブランド力などによって評価されています。

豊洲市場の初競りマグロは世界最大?

毎年1月に話題になるのが、豊洲市場の初競りです。

初競りではクロマグロが非常に高額で落札されることがあり、ニュースでも大きく取り上げられます。

そのため「史上最高額のマグロ=世界最大のマグロ」と誤解されることがあります。

しかし、「最も高額なマグロ」と「最も重いマグロ」は別の記録です。

初競りの価格には、

・マグロそのものの品質
・新年最初の競りという特別性
・宣伝効果
・ブランド価値
・買い手同士の競争

なども影響します。

単純に重量が大きいほど落札価格が高くなるわけではありません。

なぜマグロは巨大になるの?

マグロが巨大に成長できる理由のひとつは、高い捕食能力にあります。マグロはイワシやサバなどの魚類、イカ、甲殻類などさまざまな生物を食べて成長します。

さらに、高い遊泳能力を持っているため、広大な海域を移動しながら餌を探すことができます。

特にクロマグロ類は長寿で、大型になるまで長期間成長を続けることができます。長く生きた個体ほど体長や重量が大きくなり、数百kg級の巨大マグロになる可能性があります。

巨大なマグロは何歳?

クロマグロ類は比較的長寿な魚です。

特にタイセイヨウクロマグロは長期間生きることができ、大型個体ほど高齢である可能性があります。

ただし、重量だけから正確な年齢を判断することはできません。

魚の年齢を調べる際には、耳石などを利用した年齢査定が行われることがあります。成長速度には個体差があるほか、生息環境や餌などによっても成長状態が変わります。

巨大なマグロは、長い年月をかけて広大な海を泳ぎながら成長してきた個体なのです。

世界最大級のマグロは何を食べている?

マグロは肉食性の魚です。

成長段階や生息する海域によって異なりますが、

・イワシ
・サバ
・ニシン
・イカ
・甲殻類

などを捕食します。

大型のマグロになるほど必要なエネルギー量も増えるため、餌を求めて広い海を回遊します。

マグロの高い遊泳能力は、獲物を追いかけるうえでも重要です。

世界最大級のマグロはどれくらい速い?

マグロは大型でありながら、高い遊泳能力を持つ魚です。

流線型の身体や強力な尾びれなど、高速で泳ぐために適した身体構造を持っています。

ただし、「マグロの最高速度は時速○km」と紹介される数字には大きな幅があります。

測定方法や種類、瞬間的な速度なのか継続的な遊泳速度なのかによって結果が異なるためです。

数百kgにもなる巨大な身体を持ちながら高い遊泳能力を維持していることが、クロマグロ類の大きな特徴です。

世界最大級のマグロを釣るのは難しい?

数百kgのマグロを釣り上げるのは非常に困難です。

マグロはヒットすると強烈な力で泳ぎ、長時間にわたって抵抗することがあります。

そのため、大型マグロを狙う釣りでは、

・大型魚用のロッド
・強力なリール
・太いライン
・適切な仕掛け
・ファイティングチェアなどの設備

が使用される場合があります。

また、数百kgの魚を船上へ引き上げる作業にも大きな危険を伴います。

専門的な技術や経験、安全管理が必要です。

巨大マグロは市場で高く売れる?

大型のマグロは可食部が多いため、高額で取引される可能性があります。

しかし、「巨大であれば必ず高い」というわけではありません。

マグロの価格には、

・種類
・脂の乗り
・身質
・鮮度
・産地
・漁獲方法
・天然か養殖か
・市場の需要

など多くの要素が関係します。

同じ200kgのクロマグロでも品質によって1kgあたりの評価が大きく変わることがあります。

重量はマグロの価値を決める要素のひとつにすぎません。

マグロの種類別に最大サイズは違う?

マグロ類は種類によって成長するサイズが大きく異なります。

おおまかな特徴を比較すると以下の通りです。

種類大きさの特徴
タイセイヨウクロマグロマグロ類最大級。数百kgになる
太平洋クロマグロ大型。数百kg級になることがある
ミナミマグロ大型で100kgを大きく超える個体もいる
メバチマグロ100kgを超える大型個体もいる
キハダマグロ大型個体では100kgを超えることがある
ビンナガマグロクロマグロ類より小型

「マグロ」と一括りにされることが多いものの、種類によって体格には大きな違いがあります。

世界最大のマグロに関するよくある質問

世界最大のマグロは何kg?

スポーツフィッシングにおける有名な世界記録は、1979年にカナダ・ノバスコシア州で釣り上げられた1,496ポンド(約678kg)のタイセイヨウクロマグロです。

IGFAのオールタックル記録として知られています。

世界最大のマグロは何メートル?

タイセイヨウクロマグロは、非常に大型になると体長3mを超えることがあります。

ただし、体長と重量は個体によって異なります。

1トンのマグロは存在する?

1トンは1,000kgです。

インターネット上では1トン級のマグロについて語られることがありますが、スポーツフィッシングにおける信頼性の高い世界記録として広く知られている個体は約678kgです。

「世界最大」を判断する際には、正式な計測・認定が行われた記録かどうかを確認する必要があります。

世界で一番大きいマグロの種類は?

タイセイヨウクロマグロは、マグロ類のなかでも最大級に成長する種類です。

大型個体では数百kgに達します。

日本で捕れるマグロも500kgを超える?

日本周辺に生息する太平洋クロマグロも大型になりますが、500kg級は極めて巨大なサイズです。

一般的に流通しているクロマグロはそれよりも小さい個体が中心です。

世界最大のマグロと最高額のマグロは同じ?

同じではありません。

世界最大のマグロは重量や体長に関する記録ですが、最高額のマグロは市場での落札価格に関する記録です。

特に日本の初競りでは、品質だけでなく新年最初の競りという話題性や宣伝効果なども価格に影響します。

まとめ~世界最大級のマグロは600kgを超える~

マグロ類のなかでも特に巨大になることで知られているのが、タイセイヨウクロマグロです。

スポーツフィッシングにおける世界記録として有名なのは、1979年にカナダ・ノバスコシア州沖でケン・フレイザー氏が釣り上げた1,496ポンド(約678kg)のタイセイヨウクロマグロです。

600kgを大きく超える重量は、普段寿司や刺身としてマグロを食べているだけでは想像しにくい大きさでしょう。

一方、日本で本マグロとして親しまれている太平洋クロマグロも大型になる種類で、100kgを超える個体や200〜300kgを超える巨大な個体が存在します。

ただし、「世界最大のマグロ」「日本一高いマグロ」「初競り最高額のマグロ」はそれぞれ異なる記録です。

マグロの大きさを比較する場合には、魚種だけでなく、重量なのか体長なのか、漁獲記録なのか釣りの公式記録なのかを区別することが重要です。

最大級のクロマグロが数百kgまで成長することを知ると、マグロが世界有数の大型回遊魚であることを実感できるでしょう。

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